支所と一緒に広めよう! 私たちの“進活”
コロナ禍の影響で活動自粛を余儀なくされる中、JAみくまの女性会では、会員のJA離れを防ごうと、昨年6月から女性会向け会報『かかわり通心』を発行しています。中でも、家にいながら活動に参加できる「家活」コーナーが好評で、会員とのコミュニケーションツールとなっているのですが、会員からは、自分たちだけでなく地域とのかかわりも広げられないかとの声が上がっていました。
そこで、「家活」から一歩前進した活動「私たちの進活」に取り組むことで、「農」「食」「くらし」に根差したJAと女性会を地域に知ってもらい、JAファンの増加につなげることができると考えました。
「私たちの進活」の第一歩として、『かかわり通心』をヒントにした、支所だより「特別号」の作成をある支所に依頼。その紙面上に女性会からの情報を盛り込むなど、地域に根差した拠点である支所の活動に女性会が協力することで、地域とのかかわりを深めます。「特別号」は、支所管内の住民を対象に配布しました。
紙面には女性会が登場し、「農」や「食」に関する様々な情報を会員目線で紹介。地元の特産物をクイズ形式で紹介し、農業にまつわる苦労を四コマ漫画で表現。さらに、昨今注目を浴びているSDGsにも触れるなど、「農」「食」「くらし」に造詣の深い女性会員ならではの情報満載で、JAをより身近に感じてもらえる工夫を凝らしました。
また、表面に載せたアンケートは、記入したものを支所に持参(引換期間を設定)することで、会員が作った新鮮野菜やその野菜を使ったスイーツと交換できる引換券となっていて、地域の「農」や「食」を支所と連携した形でPRすることができました。
来場した地域住民からは、「配られた支所だよりが印象的で、いろいろな情報を楽しみながら見ることができた」「朝採れ野菜やスイーツのプレゼントを通じて地元野菜を知ることができ、支所に出向く楽しみができた」という声をいただくなど大好評です。
これからも、集まって活動できる日を楽しみに、かかわりを絶やさないよう、できることから挑戦していきます!
新宮支所だより特別号