ＪＡ豊橋女性部会では、基本方針である食農教育への取り組みに加え、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

フードドライブ活動では、皆さまからご提供いただいた生鮮野菜や食料品を、フードバンクを通じて児童養護施設・母子生活支援施設、子ども食堂などに寄付しています。ご協力いただいた皆さんの善意が多くの笑顔につながっています。

ペットボトルキャップ寄付活動では女性部会役員が作成した回収箱を各支所、事業所に設置して寄付を呼びかけました。回収したキャップ２ｋｇで１人分のポリオワクチンに交換することができ、開発途上国の子供たちの支援につながります。令和４年度からはじめて、これまで約１，０５０ｋｇを寄付することができ、５００人分以上のポリオワクチンと交換することができました。環境保全だけでなく世界の子どもたちのワクチン支援にもつながっています。

こうした社会貢献活動も含めて、これからも、女性部会員が、楽しく笑顔で参加できるような活動に取り組んでいきます。

ＪＡ大井川女性部では、地域の幼稚園や小学校を訪問し、食農教育活動を積極的に行っています。

小学校3年生と一緒に大豆の種まきをし、収穫した大豆を使って手作り豆腐や味噌を作り、さらにその味噌を使って味噌汁を作るという、1年を通した食農教育プログラムを実施しています。子どもたちは、普段食べているものがどのように作られているのか、手作業を通じて初めて知ることも多く、学びの場として学校の先生方にも好評です。また、女性部員も、子どもたちのキラキラした眼差しや感謝の言葉を受け、やる気やモチベーションを高めています。
また、このほかにも、ＳＤＧｓの取組みとしてフードドライブや古着の回収、福祉センターへのタオルの寄贈などに取り組んでいます。

これからも、女性部活動を通じて地域社会に貢献し、持続可能な未来の実現を目指していきます。

JAぎふ女性部那加支部では「東日本大震災」をきっかけに、炊き出しを14年間欠かさず行っています。14年前の３月11日、JAぎふでは、女性部のイベントが開催され参加しておりました。その帰り道、信号待ちをしていると車が大きく長く揺れたことを今でも覚えています。帰宅して慌ててテレビを点けると各局、地震のニュースばかり報道されていました。

そのニュースを見て何かしなければと衝動感に駆られて、居ても立っても居られなくなり、同支部の女性部役員に万が一に備えて炊き出しの提案をしたところ、みなさんすぐに承諾してくれました。同年11月より支店で開催することになり、当初は利用者が少なく、どのように多くの方にこの取組みを知ってもらえるのか悩みましたが、支店に来店される方や女性部員の仲間に継続的に声掛けをして、今では多くの方に利用頂けるようになりました。

炊き出しには、はそり鍋いっぱいにすいとん汁と団子を作り、無料で配布しています。利用者の方には温かい食べ物を笑顔いっぱいで召し上がってもらっています。今後も広がった絆を大切にいつまでも炊き出しを続けていきます！

私の住んでいる所は山間部です。子供会、老人会、女性部、住民ほとんど全員が集まり、年に2～3回ゴミ拾い、草むしり、また鳥獣害対策電気柵の取り付け等、全員で作業をしています。これは何十年も前からの事です。今では住民も随分減りましたが、ずっと続けている恒例行事の一つです。それぞれの会の代表者の指示に従い、担当部所に分かれ3時間程度の作業です。道路脇の草は抜いても抜いても負けずに生えてきます。気が付けば容赦なく抜いています。ある時、集落を通りかかった見知らぬ人から「ここの道路はきれいですね」と言われました。とってもうれしい気持ちになりました。いつまでも美しい良い環境でいられるよう、ずっと続けていかなければならない事だと改めて感じました。

みんなで助け合い、支えあいながらいつまでも地域のために頑張りたいと思います。