~コロナ禍でもできることを~
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、JA東京女性組織協議会をはじめ、都内の各JA女性組織における活動はやむなく休止や延期に追い込まれてしまいました。
「何かやりたいけど、コロナ禍でどうしたらよいかわからない…。」そんな状況を打破すべくJA東京女性協では、withコロナ時代ならではの女性組織活動として、オンラインで手芸を行うハンドメイド講座を令和2年12月に初開催いたしました。
このセミナーはオンラインツールのzoomで開催しましたが、初開催なこともあり、準備が大変!皆さんzoom なんて使ったことない人たちばかりです!
しかし、参加者のデジタル化に対する積極的な気持ち、JA事務局のフォロー、『家の光』のzoom 記事の活用などあらゆる手段を駆使し、参加者にはzoom の使い方をマスターしていただきました!
その甲斐あって、初開催にもかかわらず100名ものご参加をいただきました!
そうして始まったセミナーでは、『家の光』12月号掲載のフィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」を作成しました。参加者は、講師の作業を画面越しに確認しながら作成しました。主催者としては、「画面越しだけどちゃんと作れているのかな?」と不安な面もありましたが、さすが女性部員さん。持前の器用さで無事に作り終えていました。これには講師も主催者も一安心。「楽しかったよ」「またやってみたいね」などの声もあがり好評なセミナーとなりました。
また、準備の時に80歳近い参加者が息子さんと一緒にzoomの設定をしていたり、終了後に「zoomって便利ね。顔が見えるから年末に帰省できない孫とやってみよう」などのお声をいただいたりと、家族の絆なども垣間見られる活動となりました。
コロナ禍で、今までのような活動はなかなか難しいかもしれません。しかし、東京の女性組織は、ピンチをチャンスに捉えて新たな活動に取り組みはじめ、明るい未来に向けて少しずつ歩みを進めました。