ＪＡ東京女性組織協議会は、令和元年５月～６月、群馬県・新潟県で一泊二日の研修旅行を開催しました。

この研修旅行は、平成２４年度までＪＡ東京ママさん大学として開催していましたが、平成２５年度よりＪＡ女性組織メンバーが研修先の農業や歴史、文化を学び、メンバー同士の交流を深めることを目的に、研修旅行として再スタートさせたものです。
今年度は都内女性部員ら６０６人が７班に分かれ参加しました。

研修旅行１日目は、群馬県で星野物産製麺工場を見学し、Ａコープ商品が作られる現場を視察しました。Ａコープ商品を使ったアレンジレシピも試食。参加者からは、さっそく家庭や地域のイベントでのレシピに加えようと意見が飛び交いました。また月夜野びーどろパークでサンドブラスト体験を行い、世界に一つだけのコップを楽しく作りました。

２日目は白根グレープガーデンでのフルーツピザ作りを体験し、ＪＡにいがた南蒲の農産物直売所「ただいまーと」を視察。野菜・フルーツの品種や育て方を熱心に質問する姿や、ＰＯＰやレイアウトを庭先販売での参考にするため写真を撮る姿が印象的でした。「あぐりの蔵」では刃物の産地新潟県ならではの生活道具の説明を受け、料理教室などでの部員共有用にと包丁や茶器を手に取りながら、部員からは自然と笑顔が溢れました。

２日間内容ぎっしりのとても充実した研修旅行となりました。私たちはこれからも、皆が明るく笑顔で輝けるよう、新しい活動を展開していきます。

コップに好きなイラストを組み合わせ、オリジナルのコップを作りました！

仲間と協力してフルーツピザを作ります

今週は、千葉県内のＪＡ女性部が実施している地域との交流活動をご紹介します。

ＪＡ安房女性部では、食農教育活動として、毎年地元の中学校で親子料理教室を開催しています。メニューは、家の光のレシピを参考にします。
今年度は、1年生の生徒と保護者、約60名を対象に地元食材を使った料理作りを行いました。生徒たちは、講師の女性部員や保護者から野菜の切り方や調理の手順などの指導を受け、料理を作り上げました。
　親子で料理を楽しみながら、子どもたちに地元産の農産物に関心を持ってもらえるように、これからも続けていきたい活動の一つです。

ＪＡいすみ女性部では、平成19年から、ＪＡと連携して地域の区民センターでミニデイサービスを開催しています。
現在は、年３回開催しており、内容は、折り紙に踊りなど盛りだくさん。なかでも、意外と難しい折り紙は、頭を悩ませながらも女性部員に作り方を聞きながら皆さん丁寧に作ります。
当日は、受付の用意、会場の飾り付け、昼食の準備にと、大忙しですが、参加者からの「楽しかった」、「今度はいつやってくれるの」といった声が私たちの力となっています。

ＪＡ八千代市女性部では、毎年７月に開催されるＪＡ主催のお祭に出店しています。
看板商品は、女性部特製の「トウモロコシの天ぷら」です。
たっぷりのトウモロコシに、インゲン、ニンジン、ジャガイモを彩りよく使います。美味しく揚げるコツは、『ジャガイモを細く切って入れる』こと。
天ぷら粉を練る時に作られる〝グルテン〟が、衣をボテッとさせてしまうのですが、じゃがいもの〝デンプン〟がうまい具合にそれを弱める性質があり、衣をサクサクに揚げることができます。
暑い中での作業ですが、お客さんの「美味しい！」「今年も楽しみにして買いに来たの」という声が励みとなり、部員の笑顔が絶えません。これからも、みんなで創意工夫しながら活動していきたいです。

ＪＡ埼玉県女性組織協議会は、県内14ＪＡ、約12,000人の女性部員が元気に活動しています。

女性部活動の一環として、令和元年11月16日(土)、17日(日)に埼玉県の農業・農山村の素晴らしさや県産農畜産物を楽しめるイベント「2019彩の国食と農林業の祭典ドリームフェスタ」に出展しました。女性部員が作成した農産加工品や手芸品の展示・販売、女性部活動のＰＲを行いました。ＰＲにあたり、ＪＡ埼玉県女性協で作成した「のぼり旗」を使用しました。出展した農産加工品・手芸品は50種類にものぼります。

また、会場内に「ユニセフ募金」を設置し、女性部手作り「けんちん汁」のチャリティ配布を行うとともにＪＡ埼玉県女性組織協議会フレッシュミズ部会では、親子交流体験コーナーを設け、「家の光」雑誌を用いた「毛糸と割り箸で作る　ミニモップ」を作成し、来場者との交流を深めました。

今後もＪＡ女性組織の活動の活性化・部員増加につなげていくため、地域に根ざしたさまざまな活動に取り組んでいきます。

県内に古くから伝わる郷土料理「しもつかれ」は、破魔招福の祈りを込めた料理で初午の日に赤飯とともに稲荷神社に供え、家中の無病息災を祈ります。味付けは家庭により異なり、7軒のしもつかれを食べると病気にならないという言い伝えもあり食べ比べる楽しみ方があります。

令和元年度ＪＡはが野女性会地産地消倶楽部では「昔なつかしわが家の味」をテーマに昔の味の掘り起こしと栃木を代表する「しもつかれ」を6地区ごとに作り食べ比べ、それぞれの違いを味わい大切な食文化であると参加者一同確認しました。これからも作り方やいわれを次世代に伝え続け繋いでいきます。

しもつかれの作り方は、「鬼おろし」と呼ばれる器具を使用し野菜を粗く下ろすことでその風味を残すことができ、正月に残った塩鮭の頭や節分の豆まきに使った大豆など使い切る先人の知恵があふれた料理です。

しもつかれのレシピはこちら：
https://life.ja-group.jp/recipe/detail?id=7887

茨城県ＪＡ女性組織協議会は、県内１７組織で構成されています。一人ひとりが、相互に助け合い、仲間とともに支え合う「協同の力」を発揮して、地域で何ができるかを考え、お互い協力し合いながら、自らの手で創造的に地域を輝かせ、自らも輝くことを目標に女性部活動に取り組んでおります。

その中の、ＪＡ北つくば女性部では「みんなの絆で前進あるのみ」と、文化活動発表会・家の光大会を開催しました。参加者は、５００名と会場内は女性部パワーで活気あふれる賑わいとなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文化活動発表会では、踊り・コーラス・リズムダンスの披露がありグループで考えた素敵な衣装を身にまとい、日頃の練習の成果を生き生きと発表しました。

家の光大会では、記事活用体験発表が行われました。会場からは大歓声があがる感動的なものとなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　
記念講演では、地元出身で元オリンピック（競歩）選手の川﨑真裕美氏から「夢を持ち続ける」と題してのお話とウオーキング（歩き方や姿勢）のレクチャーが行われました。
参加者からは、「ウオーキングってただ歩くだけなのに、分かるようでわからないですね。」と皆で談笑し合いました。この大会で参加者がキラキラ輝きながら、笑顔で会場を去っていく姿に「ＪＡ北つくば女性部前進あるのみ」と強い絆で結ばれた一日となりました。

茨城県JA女性組織協議会は、これからも　地域で輝く☆ＪＡ女性部員パワーをテーマに活動していきたいと思います。