JAふくしま未来女性部協議会は2020年10月2日、伊達市のみらいホールやながわで「平野レミお家ごはんトークショー」を開催しました。料理愛好家の平野レミさんが、JAの特産品を使ったオリジナル料理を作成。管内12会場にライブでリモート配信し、女性部員600名が参加しました。

同施設は、2019年の台風19号で浸水被害を受けた旧梁川総合支店を改修工事して新設したもので同日の午前中に竣工式を行い、午後からお披露目会として同イベントを企画しました。

トークショーでは、JAの基幹品目の「米」「牛肉」「ナシ」「あんぽ柿」を使用して「う米牛牛(まいぎゅうぎゅう)混ぜごはん」、「W使いの梨サラダ」、「あんぽ柿と豆腐のふんわりケーキ」の3品を作成。平野レミさんは調理しながら、食に対する思いや食の大切さなどを伝えました。

JA福島女性部協議会では、新年度もリモート等を活用して少人数・小規模で活動の幅を広げていきます。小さなことから少しずつ、できることから始めよう！

今年度は活動が思うようにできず、疎遠になることで気持ちも離れてしまうのではという懸念がありました。こんな機会だからこそ、日頃伝えきれていなかった事や本部の活動の様子などを部員及び組合員の皆さんにも知らせたいとの思いから「女性部だより」を発行しました。

年4回に分けて、本部役員で班を作り、テーマを決め、地域行事、季節の漬け物、福祉活動など多方面にわたり紹介しています。5月にはJAの広報誌に「マスクの型紙」を折り込み、組合員の家庭に全戸配布しました。部員や組合員からは「女性部が色々な活動に取り組んでいることを改めて知れた」「役立つことが書かれていて参考になる」などの反響がありました。

さらに、各支所に新たに設置した「女性部BOX」を通じ、女性部に対しての意見や取り組んでほしい事などをアンケート方式で答えてもらい、今後の女性部の取り組みに生かしていきたいと思っています。

こうした取り組みを踏まえ、10月には6か月ぶりに事業を再開しました。密を避けるために軽スポーツ大会をレクリエーション大会に変更し、ソーシャルディスタンスを確保して、シナプソロジーとチェアヨガを行いました。

感染防止対策を講じながら少しずつ活動を再開し、部員からは「コロナで何もできなかったので活動できて楽しかった」「コロナ禍の中、色々な行事を考えていただきありがたい」など、喜びの声をいただいております。

今年は新型コロナウイルス感染症により開催予定日から2か月後、出来る限りの感染予防対策を行い、第63回秋田県JA女性大会ならびに家の光大会を開催しました。

例年ならば、秋田県内800人の女性部員が結集しますが、今年は150人に大幅に縮小。ソーシャルディスタンスを考慮して、机1つに一人掛け。綱領朗読、発表大会の声援はNG、昼食時のおはなしも禁止…。

当たり前にできていたことが、できないもどかしさがあったものの、参加した女性部員からは「感染対策がきちんとされていたから安心して参加できた」、「名前を呼んでの応援ができなくて残念だけれど、ゆっくり発表を聞けました」等、ありがたい言葉を頂きました。

大会の記念講演として、国際ジャーナリストの堤未果さんから「狙われる日本の食と守るべき日本の宝」と題し初のリモートでの講演をお願いしました。慣れないリモート講演でしたが、秋田にいながら貴重なお話を聞くことができました。

同日に、コロナ禍だからこそ農家を応援したいという気持ちで県産農畜産物を用いた料理レシピとハンドメイド作品の募集企画「コロナ退散！みんなで秋田の食を救おう！」の審査を行いました。

女性部員や地域の方から、趣向を凝らした作品が出品され、入賞者には後日、県産農畜産物やよい食グッズを送りました。

無事に県女性協の大会が開催できたことにより、それぞれの地域で感染状況を見ながら、多くの組織で前向きに女性大会の開催をすすめています。

また、手芸や料理教室、体操など活動が少しずつ戻ってきています。思いを共有できる場所があることがいかに大切か改めて気付くことが出来ました。

私たちが元気でいることが、地域を支えているはず！

できることから私たちらしくすすめていきます。

JAみやぎ女性組織協議会は例年4月の総会から始まり、行事が目白押しで一年を過ごしますが、令和2年度は予定していた会議や研修会が軒並み延期又は中止に。　「できることからはじめよう！」そんな思いから、農畜産物の消費量が減少し危機的状況にいる生産者である仲間を応援し、また新しい形でおうち時間に彩りを添えることを願い、牛乳パックやエコキャップ、花卉を活用した牛乳・お花等生産者応援企画「手作りまつり作品コンクール」（書類審査）を6～8月下旬に開催。

小学生までが対象の「子供部門」、県内女性部員・JA関係者を対象とした「一般部門」にて作品を募集。合わせて118点の応募があり、おうち時間を活用し全力投球で作った力作が多く、審査は難航しました。

また11月には、現在わかりつつある感染症に対する見解や先進的な取組みや技術を学び、日常生活への不安解消と対策方法への基礎知識向上を促すことを目的として、感染管理認定看護師を講師に全体研修会「感染症の基礎知識と実態、予防対策について」を開催。基礎知識を学ぶとともに、今後の対策および罹患者への理解促進、また、家庭内で罹患者が出た場合に備え、参考資料としてエプロン等の感染防護服の外し方や洗い方を紹介。

罹患者への理解促進の為、新潟県見附市公式フェイスブックに、同市在住のイラストレーター村上徹氏が投稿した『安心して感染したい』を紹介。「明日、自分が感染しないと自信を持って言える人は一人もいないからこそ、互いを想いあう空気をまず自分から創っていきたい。」との思いに、共感の輪が広がっていること説明。「お互い様という思いやり」その思いは、私たちの住む地域も同じ。この研修を契機に共感の輪がここ宮城でも広がることを参加者と願いました。

短時間ではありましたが、現状を知り、正しい基礎知識と今後に活かせる対応策を得られたことから、次への活動の一助と致しました。

牛乳・お花等生産者応援企画「手作りまつり作品コンクール」入賞作品