ふるさとを守る！　わたしの　わたしたちの地域貢献活動（記事）

ＪＡ山口県女性部統一活動
“台所からできる『３ない運動』実践中!!”

山口県・

ＪＡ山口県女性部統一活動

今年４月、ＪＡ山口県女性部として新たなスタートを切り、「地域で輝け　２万パワー☆」の合言葉のもと活動しています。
その中でも、女性部活動の理念そのものである「ＳＤＧｓ」の理解を深め、何かみんなで出来ることから取り組んでみようと、次の運動を始めました。
その名も・・・　

～台所からできる「３ない運動」“すてない” “のこさない” “もらわない”～

“すてない”　　ゴミの削減、無駄をなくす　など
“のこさない”　食品ロスの削減、３０１０運動　など
“もらわない”　海洋プラスチックごみ問題、地球環境問題　など

まさに「ＳＤＧｓ」の１７項目に関連する活動です。

女性部オリジナルチラシによるＰＲ活動、女性部の会議や集いでの周知、マイはしやマイバッグ持参などを徹底しています。些細な活動をみんなで継続していくことが大事だと思います。
さらに、１２月４日に開催された「第４５回山口県消費者大会」では、ＪＡ女性部、生協、漁協女性部、婦人会等の関係団体が一堂に会し、各団体の活動報告や研修等の交流を行いました。

安心して元気に住み続けられる地域社会をつくろう！をテーマに、「今、私たちに出来ることは！伝えていこう大切なことを」と題した講演に始まり、フードバンクへの協力、災害支援等、各団体との協力を行いました。これもまさに「ＳＤＧｓ」への取組みだと実感した１日でした。

今後さらに「ＳＤＧｓ」に向けた活動の輪を広げ、女性の力で地域を元気にしていきたいと思います。

最後にもう一度…

「３ない運動」“すてない”“のこさない”“もらわない”

この運動が、全国５０万人の女性部に広がることを願っています。

第４５回山口県消費者大会風景

「地域で輝け！ＪＡ女性組織☆」
子どもたちに「食」と「農」を伝える

大阪府・

ＪＡ茨木市女性会

ＪＡ茨木市女性会では、ＪＡの協力を頂き「おにぎりキッズコンテスト」と「親子で体験・子ども料理教室」を夏休みに開催しました。

「おにぎりキッズコンテスト」は小学生対象におにぎりのレシピを募集し、低学年・高学年の部の各部からオリジナルで優秀な作品を２点ずつ選び、「子ども料理教室」のレシピにしました。

「子ども料理教室」は子ども達が先生です。自分の考えたレシピを説明して、料理教室がはじまりました。お母さん、おばあちゃんも参加を頂き、心配そうな大人達とは対照的に子ども達は楽しそうにおにぎりを作りました。出来上がったおにぎりをみんなで大きな口を開けて試食タイムです。

子ども達からは、
・友達、お母さん、おばあちゃん達に助けてもらって作れて嬉しい。
・自分で作ったおにぎりは美味しい。
・帰ったらお父さんに作ってあげる。
・茨木のお米は美味しかった。

お母さんからは、
・親、子、孫三世代で参加できるのはＪＡ女性会ならではと思います。
色々嬉しい言葉をいただきました。

最近では朝食を食べない子どもさんが多いようです。私の近隣の小学校でも朝食を食べずに登校する子が多いと聞いております。茨木市では茨木市食育推進ネットワークがあり　、「つくる・たべる・つどう・つたえる」4つのＴで食育に取り組んでいます。私たち女性会も子ども料理教室の開催を通じて、子ども達に「食の大切さ」「地産地消」、自分たちが住んでいるところには美味しいお米、美味しい野菜を作って下さる農家の方がいらっしゃる事を感謝し食の大切さを学んで貰える事を伝えたいです。

食べて応援！地域の農業！

群馬県・

ＪＡぐんま女性組織協議会

私たちＪＡぐんま女性組織協議会では、県とJAグループ群馬など２３団体で構成する収穫感謝祭実行委員会の主催で行われる収穫感謝祭へ出店しています。

ＪＡぐんま女性協はこの催しに毎年参加し、「天下一品『上州かかあ天下鍋』大集合！」として、豚汁やけんちん汁、カレーうどんなどを提供しております。各女性組織がそれぞれの地域特産品を持ち寄り作る鍋は来場者に大好評で、どの参加組織も販売開始から２時間ほどで売切れてしまいます。今年は６組織が参加し、２日間で約４，０００杯を振舞いました。

また、収穫感謝祭への出店は県産食材のＰＲの場としてだけでなく、生産者と消費者が交流する場、女性組織のメンバーが他の女性組織メンバーとの交流を深める場としても重宝しております。

地産地消や地域の交流などを通じて、ＳＤＧｓは女性組織の活動そのものなのだと改めて実感しております。

また、既存の取り組みをＳＤＧｓに当てはめるだけでなく、新たな取り組みを実施できればと考えております。