岩手県奥州市の北側に位置する江刺。
「江刺金札米」の米どころとしてその名を馳せていますが、もう一つ昔から引き継がれてきた伝統食があります。
厳しい冬の寒さをのり切る郷土料理として“あんかけうどん„が食されてきました。
以前は、風邪をひいた時などに祖母が作ってくれた冬のご馳走でしたが、今では冬場に係わらず秋から春にかけ良く食べられています。
女性部では、郷土食として伝えていこうとJAフェスティバルには食堂メニューの一品として。また、高齢者を対象とした「ふれあい食事会」のメニューとして広く皆さんに提供しております。
この「うどん」は、ダシのきいたつゆにとろみをつけた「あん」を回しかけたもので冷めない様に工夫され、体の芯から温まり、子供からお年寄りまでとても喜ばれています。
筍・人参などの野菜の他、海老・ほたてなどの海鮮やお正月には伊達巻きを加えるなど、アレンジしてもおいしく食べられます。まさに、“母から子へ伝えたいわが家の味、地域の味!!”です。
あんかけうどんのレシピはこちら:https://life.ja-group.jp/recipe/detail?id=8076