JA秋田ふるさとは平成10年の合併から20年を迎え、12月5日に開催された「JA秋田ふるさと女性大会・家の光大会」は記念大会となりました。

700名程の来場者を迎える通路には、これまでの女性部の歩みをパネルで展示。若かりし頃の写真を見て盛り上がる方々が数多くいました。

ホールでは、各支部の活動紹介として9組織から約100点の作品を展示。来賓の方の審査により3名に優秀賞がおくられました。

恒例になっている女性部の各支部毎の発表は、それを見るためだけに訪れてくださるファンもいるほど盛況で、支部員たちは半年も前からアイデアを出し合い、打ち合わせをし、時には夜遅くまで練習しています。

プロ顔負けの民謡、動きの激しいよさこい踊り、自身の嫁入りの着物に身を包んでのスコップ三味線、完コピのピンクレディー　etc.etc.
各支部10分の内容はどれも濃厚で、会場内に笑いと感動のため息と拍手が巻き起こっていました。

ＪＡ新いわて女性部玉山支部は、設立当時から毎年「かあちゃん達のお楽しみ収穫祭」を開催しています。私たちは、女性部員の減少に歯止めをかけるため、全戸加入を前提に20年以上にわたり農家組合の家族に声かけをしています。女性部のＰＲが足りなかったことを反省し、三部制をとっているので、高齢者部会へ移動（加入）するにあたりフレッシュ部会への新規加入の声かけを手伝っていただいています。

さて、この収穫祭は、11月の第四日曜日に固定開始し、講演会やＡコープ商品研修のほか、ＪＡの新入職員紹介というコーナーでは、自己紹介で緊張する様子を見て部員は微笑んでいます。集落ごとに持ち寄った自慢の手作り料理は100品を超え、演芸会では部員による踊りや歌で盛り上がります。料理を食べる前にじっくり見学し、部員間でレシピを共有するのも大変好評です。

青森県ＪＡ女性組織協議会理事の成田縫子です。
私が所属するＪＡつがる弘前女性部では、農協の食農教育活動「農業塾」へ協力をしています。

主に、料理教室の講師や、作業補助を担当しています。
今年は「津軽の昔ながらのおやつ」をテーマに「あぶらげもち」を作りました。
米や砂糖が貴重だった頃の、残ったご飯をおやつにして食べるための知恵や工夫について小学生に伝えることができました。
米は一粒も無駄にしないよう大事に大事に再利用したこと、甘いものが食べたかったので、カボチャや小豆、さつまいもで甘味を出したこと、食べ物が少なく、食べられるものは何でも食べたこと、今のように簡単に買うことができなかったこと、などを伝え、一緒に作り試食しました。
児童からは「残ったご飯は捨てていた」「好き嫌いをしていた」「いつでもコンビニなどで買えると思う」という意見があり、「家でも残りご飯で作ってみる」「おいしかった」と、感想をいただきました。

これからも次代につながる「食」を提供したいと思います。

ＪＡ北海道女性協議会の役員ら１１名は、平成３０年１０月２０日（土）に、北広島市のホクレンくるるの杜で開催された「親子料理教室：農家の知恵いただき!」に講師として参加し、北海道産農畜産物を使った４品をみんなで作りました。
参加した１２組３１人は、「ミネストローネ」「男しゃくいもの洋風きんぴら」「おむすび２種（豚肉巻おにぎり・枝豆とスモークチーズのおにぎり）」「ミルクもち」にチャレンジ。

「包丁に気をつけようね。左手は指をまるめて猫のようにしてね」（女性部）
「勉強にもなりますし、子どもにとっても自分にとっても良い経験になります」（お父さん）
「時々お母さんの手伝いはするけど、妹といっしょの料理ははじめて」（子ども）

約２時間半後には、各テーブルからおいしい香りとともに、笑顔がこぼれます。
また食後には食育クイズも実施。参加者には農業やＪＡ女性部の応援団になってもらいました。