私たちＪＡ新潟かがやき女性部は、令和４年４月に５ＪＡが合併し、現在1,705名の部員で活動をしています。
現在は、管内１８地区でそれぞれ地域性を活かし活動しています。

私たちは、ＳＤＧｓの目標の一環として、JA新潟かがやき女性部全体で「エコキャップ回収運動」を行っています。各地区で回収されたペットボトルのキャップは、エコキャップ推進協会へ送られ、ポリオワクチンへと生まれ変わります。令和6年度は、約1456ｋｇとなり、ワクチン換算で568名分、今年度は2750㎏、654名分の実績になりました。
また、生活困窮世帯への寄付、食品ロスを減らす支援活動として、お米の寄付を呼び掛けています。集められたお米はフードバンク等に寄付されます。

地区それぞれが協力しあい、手を取り合い大きい力になること、組織全体でつないでいる地域貢献活動は、今後も継続していく予定です。

私たちＪＡ山梨みらい女性部山城支部では、コロナ時代において「できることからはじめよう！」との想いから、ＳＤＧｓの一環として家にあるタオルでぞうきん作りを始めました。家ですきま時間に作ったり、女性部役員会のあとにみんなでおしゃべりしながら作ったりしました。女性部以外の方からの持ちよりもあり輪が広がりました。２００枚位集まったぞうきんは近くの小学校などへ寄贈し、とても喜ばれました。このぞうきん作りの活動は今も継続しています。
その他新聞紙で袋を作り直売所などに置かせてもらい買い物袋として使ってもらう取り組みも始めました。

物を捨てるのではなく使ってくれる人の手に届ける活動も大切ではないかと考え、女性部員同士で家にある遊休品を持ちより交換会もしました。

「小さな事をコツコツと」を合言葉にこれからも女性部の仲間と活動を続けていきたいと思います。

海の水をきれいにするために、使用済みカイロを集めて水質改善の資材として再利用する関西の企業に、集めて送る活動を始めました。
きっかけは、同じ神奈川県内のＪＡ神奈川つくい女性部の取り組み「使い捨てカイロ回収運動」を家の光２０２２年３月号ふれあいＪＡ広場の記事で読んだからです。
県女性協の役員となり役員会で詳しくお話を伺うことができ、支部長を務めているＪＡ相模原市女性会大沢支部の役員会でこの取り組みの実施を提案しました。

女性会だけで実現するには、回収方法や、保管場所、送料などの課題がありましたが、ＪＡに相談し、支店組織全体で一緒に取り組んでいただけることになり、支店のＪＡまつりで地域の方々にお知らせすることからスタートしました。海の無い相模原からでも海をきれいにする活動ができるなんて素晴らしいとの声をいただき、令和５年度に１回目の送付を実施し２５ｍプール半分の量の水をきれいにする資材になりました。支店を訪れる方が回収箱にカイロを入れる姿を目にする機会も増え、令和６年度は、さらに多くの使用済みカイロを送付することができました。

地域で取り組める協同活動として定着し活動の活性化につながりました。この活動を発信することで、さらに広げていきたいと思います。

「東京味わいフェスタ2024」は東京都内で開催される最大級の農林水産イベントで、会場は4か所。丸の内行幸通り、日比谷中通り、有楽町東京国際フォーラム地上広場、豊洲特設会場。3日間で20万人が訪れます。
ＪＡ東京女性組織協議会は、わたしたちの住む街“東京“の地域貢献活動の一環として毎年出店しています。

「東京産の焼き芋はいかがですかー」
「えっ？東京産？東京でもサツマイモがとれるのー？びっくりー」
そんなやり取りが飛び交いました。そう、私たちは焼き芋を販売したのです。用意した東京産の焼き芋は3種類、紅あずまと紅はるかとシルクスイート。
こんなに人気があるとは！売ったこっちも驚きです。
焼きあがると同時に売れていく焼き芋たち。
“都心”の中心で焼き芋の売りながら、私たちは私たちの住む街東京への愛着をより一層深めるのでした。ふるさとに対して抱く愛着というものなのかもしれません。
私たちのこの活動は都内各地から女性部の仲間が集結して販売する組織活動です。共に販売することで言葉では言い表せない何とも言えないキズナが生まれます。私たちのキズナがレシピにはない隠し味になって、おいしい焼き芋が出来上がったのだろうと思います。

参考：
ＪＡ東京女性組織協議会が出店する本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「世界一の美食都市実現プロジェクト」