JA北海道女性協議会では、多くの地域貢献活動に取り組んでいます。特に、子供たちへの食育は欠かせません。本年度は、北海道産の米粉、小麦、牛乳などを使い、「焼きたてパン作り」を行いました。子供たちが、農業に対して正しい知識を身に着け、農業に親しみを持ってもらうことを望みながら活動をしています。

また、地域の子ども食堂に対する支援なども行っています。北海道では、本年度初めて、どの程度の単組が地元の子ども食堂に対して支援などを行っているか調査をしました。結果は、単組９２組中、わずか４組しか行っていないことがわかりました。こうしたことも踏まえ、北海道では、地元の子ども食堂と地元の単組やJAが連携できるよう体制を整えていければと思っております。

「食べる事は、生きる事です」
すべての子供たちが、お腹いっぱい食べていけることを願いつつ、今後も地域貢献活動を継続していきたいと考えております。

ＪＡ大阪泉州管内の岬町は、大阪府の南端で、和歌山県との県境に位置する過疎化の進んでいる地域です。ＪＡ大阪泉州女性会岬支部では、毎週水曜日に朝市を開いていますが、始めてから20年が経過しました。当初は、購買店舗の軒先で開催していましたが、平成30年9月に発生した台風の被害で店舗の屋根が吹き飛ばされ、一時はテントを広げて開催していました。令和2年6月からはＪＡの計らいで、旧淡輪支店にて朝市を開いています。高齢化が進み買い物が困難になった地元の人の助けになればという想いで新鮮な野菜といっしょに「笑顔」も届けています。利用する人も井戸端会議の憩いの場として楽しんでいます。

「人と人とのつながり」を大切に「助け合い」も兼ねて、地域の方と交流を図るとともに、私達女性会役員同士も楽しくコミュニケーション出来るひとときです。ＪＡの農産物直売所の移動販売車とも月一回コラボしています。

これからも、細く長く続けていきたいと思います。

我が家では夫の退職後から本格的に特産「市田柿」の生産を始めました。加工作業は二人ではとても手が足りず、女性部で出会った友人たちの力を借りて生産をしています。

当女性部では地域貢献活動として、以前より、福祉施設で掃除などを行い、入所者の方と交流を行っていました。新型コロナ流行後は施設へ出入りができなくなったため、近年は部員から新品のタオルを集めて寄付しています。支援の形は変わりましたが、施設では毎日大量のタオルが必要とのことで、大変喜ばれています。
またタオル寄付と同時期にフードドライブ活動も始めました。今では支部、JA理事会、JA祭などに広がり、みなみ信州全体として大きな支援ができています。

一人ではできないことも女性部なら、大きな事ができることを役員になって更に実感しています。今後も仲間と共に学び、家族や地域が活性化できるよう活動していきたいと思います。