ＪＡならけん女性部は、５月２７日に第２０回通常総会を開催し、女性部員・事務局ら約２５０名が参加しました。昨年度の活動報告・今年度の活動計画、予算案についての審議のほか、今年度役員改選の年でもあり、伏見はるみ新部長をはじめ、１２名が新役員として承認を受けました。

また、同女性部はＪＡ女性組織新３カ年計画「ＪＡ女性　地域で輝け　５０万パワー☆」に基づき活動を展開するとともに、女性部の伝統を受け継ぎ、未来へと繋ぐため、今年度「仲間づくり」をメインテーマに、県下全体で活動に取り組むことが決まりました。

総会後には、共同購入ひのひかり商品の各メーカーが、おすすめ商品の紹介や試食・販売を行い、部員らは担当者から話を聞きながら商品を購入していました。

ＪＡならけん女性部は、部員の高齢化など様々な課題もあり、年々部員数の減少が進む中、組織基盤の重要な局面を迎えています。今年度は、具体的な目標数値を設け、部員一人ひとりが意識をして仲間づくり運動に取り組み、県下全体に仲間づくりの輪を広げる活動に取り組んでいきます。

私たちの女性会が所属するＪＡグリーン大阪では、昨年の７月２１日（土）、家の光協会との共催で、「地元を食べよう！毎日の食卓に健康百菜」をテーマに、「ＪＡグリーン大阪 家の光クッキング・フェスタ」（試食会と講演会）を開催することとなりました。

私たち女性会会員から、料理スタッフとして３６名が、前日から２日間にわたり、料理研究家きじまりゅうた先生の指導監修のもと、先生考案のレシピ５品と伝承料理１品を調理することになりました。

このイベントが提案された２月、「『クッキング・フェスタ』って？食事の用意を２００人分も？！」「２日間も手伝ってくれるメンバーが集まるのかな」と不安でしたが、地元で採れた新鮮な野菜を地域の方々に知っていただく良い機会だと思い、ＪＡ職員と協力して取り組むこととなりました。

料理スタッフを募るため女性会会員へ声掛けをして、７支部で調理器具を持ち寄り、郷土料理を試作するなど、準備は順調に進みました。

１日目、調理は支部ごとで分担していましたが、次第に、他の支部と協力して取り組むようになり、全支部の結束力を高めることができましたし、また楽しみながら調理することができました。

スムーズに行程を終えていったため、先生から「時間に余裕ができたから、追加メニューを作ろう」と提案されるサプライズがあったり、火加減が悪くお米が炊けないハプニングも乗り越えて、無事に１日目を終了しました。

当日は、それぞれ積極的にアイデアを出し合い、先生に提案した自分たちの思いが詰まった試食会が開催されました。

参加者は試食メニューを食べ、笑顔で「おいしいね」と言って下さいました。私たちは大変嬉しく思いました。また、会場からは大きな拍手を頂き、達成感も得られました。

私たちは、地元の新鮮な野菜を応援し、地域の活力を支える自主的な活動を目指しています。みんなで助け合い、協力すると楽しいですね。

JA しが女性協議会は、県内JAの女性部活動を知り、女性部やJAの魅力を発信することや仲間づくりにつなげていくことを目的に、「JA女性のつどい」を平成30年度から開催しています。今年度は7月24日、「SDGs」を意識した活動につなげたいと計画しています。

「JAファンを増やすことが私たちにできる自己改革」と位置付け、日々の活動をステージで発表。「やっぱりえぇなあ、農協って！」と題した寸劇やフラダンス、紙芝居、ファッションショー、書道など盛りだくさんのパフォーマンスに会場から感嘆の拍手が湧いていました。

また、各女性部員をグループ分けした意見交換では、お互いの活動を交換しながら、グループ毎に宣言をまとめ、「明日から私たちは、更なる地域貢献に取り組みます」、「フレッシュミズの組織化につなげます」などと発表しました。

会場には、各JAの常勤役員らも多数出席し、発表を見守り、女性部活動の理解につながった「つどい」となりました。今年度も声かけし、JAとともに各女性部が活発に活動をすすめ、仲間の輪が広がるように企画し取り組みます。

「三重県らしいどんぶりを皆で考えようや！」
ＪＡみえ女性連絡会議では、ＪＡ全国女性協×ＪＡ全農共同企画「どんぶり47プロジェクト」への応募にあたり、県下ＪＡの女性部長・事務局らでレシピ検討会を開きました。

三重県下ＪＡは合併で、平成31年4月より11ＪＡから9ＪＡになりました。皆で力を合わせて取組めることはないかなと思っていたところ、「どんぶり47プロジェクト」の話が頭の中で結びつき、各ＪＡから1品ずつ食材を出し合うのはどうだろうと考えました。
県の役員会で事前に持ち寄る材料を決め、調理方法や盛り付けは当日、みんなでわいわいがやがやとアイデアを出し合いながら、創作しました。

このプロジェクトは、「スポーツをがんばる子どもたち」に向けた取り組みなので、本県では、腹持ちの良さやアレルギー、栄養にも配慮し、三重のええとこをぎゅぎゅっと詰め込みました。
初めての試みでドキドキでしたが、とっても楽しく、「またこういった取り組みをしたいね」と、終わった後皆で話していました。