我家は、広島市と廿日市市の境界の山間地で稲作と家庭菜園をしています。夫は、稲作中心(20アール)で、私は菜園係です。代々兼業農家。自営業と稲作は夫にとっては大変だったとの事です。今は稲作りと、山林作業、趣味等でゆったりとしているようです。夫は数年前から川向うの野山の雑草等刈り取り裁断→山積みし数ヶ月後に、田に蒔き田起しをする昔の光景を再現しております。秋の収穫時は、はぜ干しをします。台風に直撃を受けると全てやり直しです。
川向うの野山には、初夏になり、ウグイスが鳴き上手になり鳴き声を真似すると返してくるのです。お盆間近サルトリイバラの葉を求めていく小道で青紫の羽の小鳥が、私の前を道案内如く歩くのです。ルリビタキでしょうか、美しい鳥です。
菜園係の私は、少数多品を心掛けています。季節毎にやって来る孫親子の収穫体験、姉や妹に、また知人へのお裾分けにします。
私が、JA女性部に入部したのは昭和52年支部部長→本部副部長→現在部長をつとめており、活動の振り返りをすると2015年国連のSDGsの採択以前より、これに類する取り組みをしていたと思います。助け合い、クッキングフェスタ、伝統伝承料理、飲料キャップ収集、携帯箸袋、加工品、産直市場へ出店・出荷等「私たちに今できる事から」仲間と共に、地域の様々な問題に取り組むことでSDGsの達成に貢献することになると思っています。
私自身これからの元気な期間は、花畑と菜園に子ども達が訪れ、将来に続く作業の苦しさや楽しさを体験する場として有り、私も楽しみまだまだ家族農業者として居たいのです。