JA福島女性部協議会では毎年、県内フレッシュミズ部会員の地区の垣根を超えた交流を目的として「フレッシュミズのつどい」を開催しています。参加対象者は福島県内のフレッシュミズ部会員と各地区女性部員のフレッシュミズ層の方々です。

本年度は、11月11日に宮城県角田市を中心に「シンケンファクトリー」「山元いちご農園」「道の駅かくだ」を巡り、交流を図りました。
「シンケンファクトリー」では、皆さんで昼食と施設見学を行いました。シンケンファクトリーはJAみやぎ仙南さんが経営している施設で、売店には旬の野菜や加工品などが沢山ありました。

「山元いちご農園」では、園内の見学を行いました。いちご狩りの時期は12月からのため、いちご狩りはできませんでしたが、参加者のみなさんは、いちご栽培の方法について熱心に聞き入っていました。また山元いちご農園がある山元町は、沿岸部にあるため東日本大震災当時の山元町の様子などについても聞くことができました。山元いちご農園さんでは、ワイン造りも行っており、お土産コーナーでは試飲もしました。最後にいちごパフェを食べ、楽しい交流会となりました。

本年度は女性部の活動計画として、全地区でのフレッシュミズ部会の設立を掲げて活動をしてきました。来年度からは新たに3地区でフレッシュミズ部会が立ち上がる予定となっています。新たなメンバーを迎え、来年度からもさらに部員が楽しめる活動を展開していきたいと思います。

山形県は、村山地方、最上地方、置賜地方、庄内地方の４つに分けられますが、それぞれの地方で気候や文化、方言まで異なります。そんな特色豊かな山形県から全国へ伝えたい郷土の味を紹介させていただきます。

「青菜漬」は村山地方の秋から冬にかけて欠かすことの出来ないもので、この地方の暮らしの中から生まれた素朴な郷土の漬物です。昔から各家庭で漬けられており故郷の味となっています。

漬物で食べるのはもちろんですが、葉っぱの部分を海苔のかわりに包んでおむすびにしたり、発酵がすすみ酸味が出て鼈甲色になったものを洗って油いためにした「くきな煮」にしても美味しく食べられます。

納豆汁は、最上地方の正月料理で、春から秋に収穫された山菜・茸などの塩蔵品を使い、納豆を擂り潰して作るお味噌汁です。
最上地方は山形県の中でも雪深く寒い地域ですが、納豆汁は非常に冷めにくく、食べると体がぽかぽかになります。

玉こん煮は、山形出身の人ならば食べたことがない人はいないであろう、身近な食べ物です。素朴な風味が特徴で、形から愛着を込めて玉こんにゃくと呼び、家庭だけでなく、祭り会場・観光物産館・道の駅・催し事等で食されています。山形の風物詩と言っても過言ではありません。

庄内人が春の訪れとともに待ちわびる、孟宗竹のタケノコ「孟宗」。
藤沢周平が、毎年5月になると思いだす季節の味と語ったのが、庄内の春を代表する郷土料理「孟宗汁」です。
孟宗汁は、春、採れたての孟宗を味噌と酒粕でじっくり煮込んだ料理で、大きく切られた孟宗のサクッと柔らかい食感や、噛むほどに口の中に広がるタケノコの甘味を堪能でき、庄内地方で広く親しまれています。

ＪＡあきた女性組織協議会の大切な事業である女性大会と秋田県ＪＡ女性組織リーダー研修会の活動の２つをご紹介します！

「第62回秋田県ＪＡ女性大会並びに家の光大会」は、約800名の県内部員が参集します。800名程の女性部員が集まるとそのエネルギーはとても迫力があります！

家の光の記事活用体験発表を通して、各地域の活発な事例等を学ぶ機会となっています。今年度の記念講演には、農家・童話作家の堀米薫先生をお呼びしました。講演では、堀米先生の体験談のお話の後、絵本の朗読が行われると会場から感動の拍手が響きました。

今年度の「秋田県ＪＡ女性組織リーダー研修会」では、女性読本を用いて女性参画のことや女性組織の歴史、それを踏まえてどんな地域にしたいかを学習しました。

また、フードバンクあきたの活動についての講演を受け、グループ討議を実施しました。私たちの出来ることってなんだろう、女性部らしい活動ってなんだろう…。各グループからは、様々なアイディアが生まれ、にぎやかな研修会となりました。

これからも秋田県内・地域でＪＡ女性部員一人ひとりが輝ける活動を続けていきます！！

ＪＡみやぎ女性組織協議会のある宮城県は、令和元年10月に東日本を縦断した台風19号に伴う暴風・豪雨、河川の氾濫により、本県に甚大な被害がもたらされました。広範囲にわたって浸水被害や農地の冠水箇所も多く、また、収穫時期の農作物やビニールハウス等の農業関連施設も大きな被害を受け、時間の経過とともに被害の大きさが明らかとなっていきました。そんな状況の中、ＪＡみやぎ女性組織協議会は今回被災された方々に、少しでも元気と活力を取り戻し、今後の復旧・復興に役立てて頂くため、県内女性組織をあげてタオル１本運動に取り組みました。

女性部組織力の結集により、タオル約7,000本をはじめとした数多くの支援物資を集めることが出来、10月分まで集まった支援物資については、被害の大きかった地区を持つ３組織（ＪＡみやぎ仙南女性部、ＪＡ新みやぎ あさひな生活部会、ＪＡ新みやぎ みどりの女性部鹿島台支部）に届けました。また、その後に集まった支援物資については、令和元年12月10日（火）に県女性協 洞口会長から丸森町を管内にもつＪＡみやぎ仙南女性部長に贈呈しました。

この支援物資については、「被災された地域の方々に広く活用していただきたい」とのＪＡみやぎ仙南女性部の意向により、丸森町災害ボランティアセンターにて活用することと致しました。

今回、各単位組織の取り組む力強さと、また、全国女性組織の皆様から多くの励ましの言葉やお気持ちをいただき、改めて、女性組織の絆、協同の力、そして相互扶助精神の素晴らしさを実感いたしました。

ご支援いただきました皆様には、この場をおかりし、深く感謝申し上げるとともにお礼の言葉と致します。