JA熊本県女性組織協議会は、発足して68年を迎えます。
県女性協では、平成26年から「東日本大震災復興支援 共同購入運動」として、エーコープマーク品である液体ナチュールの共同購入を実施し、その売り上げの一部を支援募金として、その後の平成28年熊本地震や県内外の自然災害への被災地支援活動として取り組んでまいりました。
県女性大会では、日本文化の伝統や大切さを継承するために、理事は着物で参加したことがとても好評で、また県家の光大会では、女性部の活動を知ってもらうために、平成30年からは日頃から取り組んでいる歌や踊り、ダンスなどの女性部活動発表を組み込んだりしています。
昨年は、県家の光大会の延期による代替企画として、県内独自の「作品コンテスト」を実施し、ハンドメイドや俳句、短歌、食農アートなどに女性部員、組合員等から多くの応募をいただきました。
今年度は、SDGsで掲げる目標の一つである「貧困をなくそう」の実現に向け、食品乾燥機を導入し、県内農産物をドライフードとして子ども食堂等への無償提供を通じて、子どもたちの支援に取り組むこととしています。
私の地元のJA熊本うき女性部には、女性部限定の「なないろカード」があります。地元女性部員からポイントカードを作ってほしいとの要望があり、一年かけて作製し、女性部活動やJA事業の利用に応じて貯まったポイントは景品と交換することができます。なないろカードも女性部員や女性正組合員の増加につながっています。
また、女性のJA運営参画については、理解が得られにくい中、JA熊本うきでは、女性総代は目標を達成し、女性正組合員は25%と目標まであと少しとなっています。県内でも唯一、女性正組合員大会を開催し、女性正組合員の拡大に積極的に取り組んでいます。
今月、女性大学を開講しましたが、女性部への新規加入があったことはとても嬉しく、これからも新しい女性部員が増えるよう、皆さんに楽しんでもらえるような企画を計画していきたいと思っています。