宮崎県の農業・漁業・林業に従事している６つの団体のメンバーと農林漁業に関心のある方が一堂に会し、「女性農林漁業者ネットワーク交流会」が開催されました。
この交流会は、女性農林漁業者の活躍や農山漁村の魅力を発信するとともに、交流を促し、資質向上やネットワーク強化を目的に、平成２７年度から開催されており、今年度で５回目になります。
　
会場では各団体による加工品や特産品の展示・販売コーナーが設けられ、女性協は鶏めしやふくれ菓子、クラフト小物入れやアクリルたわしなどの手づくり小物を販売しました。

交流会では参加する６団体の活動発表が行われました。女性部活動の概要と、私たちの活動はＳＤＧｓそのものだということを伝え、活動ごとにＳＤＧｓと関連づけながら紹介しました。
他団体も、豊かな海を守る活動、魚食普及活動、地域と連携した活動、地場産品のＰＲ活動、若い女性農業者による「農業を女性にとって魅力ある職業にするため」のＰＲ活動などを発表し、どの活動も「ＳＤＧｓ」そのものだと感じました。

女性協の活動だけでなく他団体の活動を知ることで私たちの活動の幅も広がり、他団体との連携でさらに地域に貢献できる活動にすることができると思いました。

発表の最後には「皆さんも一緒にＳＤＧｓに向けた壮大な旅にでかけませんか？」と呼びかけました。

ＪＡあいち女性協議会では、将来を生きる子どもたちに健全な「食」と「農」を繋ぎたいと様々な学習会を開催しています。そんな願いから『いただきます　みそをつくる こどもたち』のドキュメンタリー映画を上映した時の事です。
映画の中の子どもたちの表情はとても可愛らしく活き活きとしていました。
見ている私たちの方が、子どもたちからたくさんの事を学び、元気をもらい、そして幸せな気持ちになりました。エンドロールが流れ始めると大きな拍手と笑顔に包まれました。

食べることは、生きること。
「食」が育てるのは「身体」と「心」なら、さらに、土に触れ自分が育てた農作物に感謝して食べる喜びを子どもたちに知ってもらいたい。
私たちＪＡ女性組織は、食といのちを守る活動をしているのだと改めて自信と誇りを感じています。

今後も力を合わせて、いのちの繋がりやその恵みを大切に「誰一人取り残さない」という思いで活動を続けてまいりましょう。
ＪＡ女性組織の活動は、ＳＤＧｓそのものなのですから！