緑豊かなグリーンカーテン、エコキャップ回収、そして伝統文化の息吹を感じさせる着物リメイク。これらの活動が織り成す物語は、私たちの地域社会における持続可能な未来への積極的な一歩です。
まず、グリーンカテンプロジェクトは各支部が窓の外に蔓性植物のゴーヤーや朝顔、花豆などを植え、夏の日差しを遮りつつも自然と共生します。植物は、電力の消費を抑制し、訪れる人々の心の癒し、その収穫物は部員の料理講習会で活かされたり、窓口で地域に還元されるなど、多岐にわたる効果を生み出しています。
一方で、2011年の震災以来もエコキャップ回収活動は継続され、プラスチックゴミの削減と共に発展途上国の子供たちへのポリオワクチンの提供に貢献しています。年間25万個以上のエコキャップが集まり、これは約600人分のポリオワクチンに相当します。地球規模の健康への取り組みに結びついています。
また、手芸教室では箪笥で眠っている着物たちが新たな息吹を吹き込まれ、伝統文化を守りながら新たな価値を生み出しています。これらの取り組みが他域社会と共に歩む中で、SDGsの達成に向け、持続可能な未来の礎となっていることを誇りに思います。これから女性部とともに、地域とともに歩み続け、未来を築いていく決意です。