
平成元年から毎年市内の小学校を順番に回り、5年生を対象に、田植えから稲刈りまでの作業を一緒に行っています。青年部の協力で田植え機やコンバインにも乗せてもらい、子どもたちは大喜びです。泥の感触を素足で感じ、苗を手に持って植えていくと、表情がイキイキとして元気になります。米になるまでの過程がどれほどあってどれだけ大変なことか目の当たりにして一粒の米でも大事にするようになるのです。「給食を残さず食べます」「お家のご飯も感謝して食べます」などの感想文をもらうとうれしく思います。
また、市内の小学生に呼びかけて、「夏休みこども教室」という活動もしています。親子で参加してもらい、『ちゃぐりん』を参考書に、みんなでクイズをしたり、紙芝居をしたりして、野菜や米の知識を楽しみながら学んでいます。
食は命、子どもたちは地域の宝です。大切な身体を作ってくれる安心安全な食を小さい時から身につけて未来へとつないでいってほしいと願っています。



