JA成田市女性部は5支部90人で文化活動・健康活動さらに地元産転作大豆で手作りみそ造りを行っています。
転作大豆をJAが買い取り、私たちがみそに加工し、JAが販売するという流れでJAと女性部が一体となったみそ作りを約35年続けています。
味噌作りには、転作大豆と米840kgを加工する時、大豆の煮汁が約1400ℓ出ますが、数年前までこの煮汁をすべて廃棄していました。
この煮汁を何か再利用できないかと考え、イチジク用の堆肥10t(煮汁:1000ℓ)として利用してみました。大豆煮汁の堆肥は、3~4日後に70℃以上の高温で発酵し、良質な堆肥が出来上がります。
また、加工作業中の道具・床等のすべての洗い物は、大豆煮汁で洗います。洗剤は一切使いませんが、洗浄力は抜群です。しかし、大豆煮汁は3~4日で腐敗してしまうため、「大豆煮汁石けん」を作ってみることにしました。
なんとその石けんは色んな物をきれいにし、手に付いた魚のニオイも消してくれます。
身近にまだまだお宝があるかもしれません。
これからもJA味噌チームは、お宝発見に目を向けていきます。