JA石川県女性組織協議会は、県内13の女性組織で構成され、現在6,564人のメンバーで活動しています。
近年、メンバーの減少や若い世代の加入が大きな課題となっています。そこで、JA女性組織を次代へつないでいくため、JA女性部員の減少に歯止めをかけること、新規メンバー加入を促進することを目的に、“一人がひとりを”仲間づくり運動を実施しています。
また、フレッシュミズの活動に力を入れることで、若い世代に女性部の活動を知ってもらう、興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。
その活動の一つに、県内女性組織を3つの地区に分けて開催する地区別フレッシュミズ交流会があります。
親子で参加できる、野菜クイズやビンゴ大会、料理教室などのイベントを計画したり、子育ての悩みを参加者同士で話し合える場を設けました。
参加したお母さんからは、「子どもたちが楽しんでいる姿を見れて嬉しかった」「他のグループと交流ができていい刺激になった」「今後のフレミズ活動が楽しみになった」などの声がありました。
しかし、新型コロナウイルス感染症により、女性部活動が大きく制限され、広範囲の地域で行う地区別のフレッシュミズ交流会も中止となりました。活動ができず、さらにメンバーが減少してしまうのではないかと不安でしたが、令和3年度は「できることからはじめよう」を合言葉に各女性組織で少しずつ活動を再開しました。
私の地元JA小松市女性部では、地域に発信してフレミズを立ち上げ、キャラ弁やクリスマスケーキを作りました。2年目にはメンバーが増え、女性部員が講師となり、親子で夏休みの工作にサンドアートを作ったり、味噌づくりをしました。
フレミズの開催時には、女性部員が小さなお子さんの託児などのサポートもしています。
フレミズ活動は女性部活動の一環として考え、これからも助け合いながら地域につながる女性部活動を続けていきたいと思います。