JA十和田おいらせ女性部十和田湖支部は、女性部・フレミズ・エルダーに分かれて、活発に活動しています。中でも、女性部の“きりたんぽの即売会”は、今ではイベントには欠かせない存在になっています。

しかし、新型コロナ感染症の影響で、行政やJAの各種研修、イベントが中止や縮小する中、十和田湖支部は【地元のすばらしさをもっと知ろう！】と題して、女性部役員のガイド付きで十和田湖畔の遊覧、奥入瀬渓流や蔦沼の散策などを開催し、焼山では『こけ玉づくり』をして、『地元の魅力を新たに発見!! 』と精力的に活動しました。

エルダー女性部は、市教育委員会から講師を招いて『ペタンク』の研修を開催。室内で気軽にできるため、「なまった体」と「コロナ禍の沈みがちな心」をリフレッシュして楽しみました。

このように、十和田湖女性部は活動が困難な時でも、地元でできることを探求し、女性部同士の交流を深めるため、また、さらに高め合っていけるよう周囲をも巻き込んで楽しい活動を展開しています。

ＪＡ北海道女性協議会では、コロナ禍の中においても、仲間づくり・つながりづくりのため、「できることからはじめよう」を意識して活動を行ってきました。

今年度もＷＥＢを活用して会議を重ね、活動内容について協議を行い、昨年１１月には、ＺＯＯＭにより札幌の本会場と道内１２会場をつなぎ、第５５回ＪＡ北海道女性大会・北海道家の光大会をオンラインで開催することができました。

大会では、家の光記事活用体験発表やフリーアナウンサー佐藤麻美さんの講演をはじめ道内各地区・単組の魅力や活動をＰＲする「地区の魅力ＰＲタイム」を設けることにより、地区・部員間の交流を行いました。各地区の代表がパワーポイントや動画、手作りのパネルなどを使って、工夫を凝らして発表し、非常に盛り上がりました！

また、新規事業として子ども食堂の支援を実施することとし、「こども食堂北海道ネットワーク」を通じて北海道米２５０ｋｇを道内の子ども食堂に寄贈しており、ＳＤＧｓの達成と地域社会への貢献にも取り組んでいるところです。

次年度は、ＪＡ北海道女性協議会が創立７０周年を迎えることから、記念事業についても今後の会議で企画していきたいと思います。

コロナ禍においても、出来ることから始めよう！と考えてきましたが、なかなか思うように活動ができないまま月日だけ過ぎていきました。
そんな中“つながり”を継続できたのはSNS活用のおかげです。会えない間、少人数であっても集まる事自体が懸念されている中、SNS内ではグループ間で日々の生活のやり取りや、「会えるようになったら、こんなことやりたいね！」とSNS交流を盛んにしました。そのつながりは他県にも広がり東北地区のフレミズさんが「米袋を作ったよ！販売もしてるよ！」と聞けば、教えてもらい、自宅で自主活動と題して真似して作ってみました。そして、お互いにできたものを見せ合って、この米袋はリサイクルだし、集まれなくてもみんなでSDGｓの活動ができたね！とやり取りもしました。この頃、話題の「みつろうラップ」も同じく各自で作ったものを見せ合い、その後どんな使い方しているか等の情報交換を行い、SNS上でも楽しめました。みつろうラップづくりはフレミズ活動の枠を越えて、地元の農業女性グループの集まりでも作り、良い活動となりました。

ＪＡ福岡県女性協議会でも、事務局との合同会議の際「スマホ教室」を実施しました。”つながり”の確保や女性部活動をアピールするためには、ＳＮＳの活用が不可欠と考え、まずは県女性協委員でLINEグループを作成することをめあてに取り組みました。今後はインスタグラム等への投稿にも挑戦していきたいです！

また、２年ぶりにフレッシュミズセミナーを開催しました。セミナーでは「弁当の日」の映画を視聴し、とっておきのお弁当レシピを紹介しあいました。普段はなかなか交流できない県内ＪＡのフレッシュミズ同士の“つながり”ができました。

今後も、ＳＮＳ等も用いながら、これまでの“つながり”とこれからの“つながり”を大切にして、女性部活動を楽しんでいきたいです。