宮崎県西都市で私と夫、夫の両親の4人でニラ140ａ、早期水稲800ａ、飼料用稲260ａを栽培しています。
3年前にニラ洗浄そぐり機を導入し、作業の効率化・収量アップにつながっています。ニラを始めて夫で2代目。現在農業高校に通う長男が将来スマート農業を取り入れていきたいと大学進学を目指し勉強に励んでいます。頼もしい三代目です。

結婚当初、フレッシュミズの存在を教えてくれたのは夫の母でした。そこでたくさんの友達ができ、仕事や子育ての相談、楽しい活動を共有していく中で、フレッシュミズの存在は私にとってとても大切なものとなりました。
今年からフレッシュミズのリーダーを引き受け、先日、ＪＡ九州地区フレミズ交流集会に参加しました。それぞれのお仕事で時には困難がありながらも、仲間たちと助け合いながら、前を向いてイキイキと活動している姿をみて、たくさんの刺激をもらいました。女性部のパワーは本当にすごいです！！
4年ぶりに少しずつこれまでの活動が出来るようになってきた今、家族や仲間たちと輝ける場所があることに改めて感謝しています。

私たち農家を取り巻く環境は、近年の異常気象に物価高騰と厳しい状況になっています。それに対応していけるよう栽培方法の見直しや施設の整備をしながら、子供と農業する日を夢見て、40年以上続くニラ農家をこれからも守っていきたいです。

私の住んでいる、大分県豊後大野市は、大分県南西部に位置し四季を通じて概ね温暖で古くから農業を基幹産業として米・麦・大豆、ピーマン、かんしょ、花きなどの栽培が盛んです。
私は現在、夫と共に夏秋ピーマンを17アール、施設栽培しています。冬はスイートピーの栽培を行っています。

約11年前に神戸から移住し、豊後大野市のピーマン農家を育成する「インキュベーションファーム」の一期生として、２年間の農業研修を受けました。そこではピーマンとスイートピーの栽培を主に学びました。
家庭菜園すらもしてこなかった私たちが、今現在も楽しみながらこの大分県という知り合いが一人もいなかった土地で生活できているのには、「ＪＡおおいた豊後大野女性部フレッシュミズ部会」がとても深く関わっています。

現在、豊後大野女性部フレッシュミズ部会の部長をさせてもらっています。仲間づくりや県農業のＰＲのため、大分県産の農畜産物を使ったピザづくりやヨモギを使った入浴剤作りなどに楽しんで取り組んでいます。
ＪＡ女性部やフレミズで出会った仲間や子どもたちと一緒に、ワクワクを求めながら地域貢献活動に繋がればと思っています。

私は夫と共に長崎市日吉地区で、長崎特産のびわや、オクラ・なす・キャベツ・ブロッコリーなどその季節の多種多様な野菜を栽培してJAの直売所に出荷しています。野菜ができた喜び、お客様が買ってくれて喜んでくれることを日々感じながら楽しく農業をやっています。私の作った野菜を楽しみにしてくれている人がいるのでがんばれるし、作りたい品種はまだまだたくさんあります。

女性部活動は結婚してからですので、40年になります。女性部長と併せて現在はＪＡの理事も務めています。農作業、女性部活動、ＪＡ理事と忙しくて辞めたいと思ったこともありますが、色々な情報に触れ、多くの方と交流できる場所があることはとても刺激になり、それが逆に私のがんばる「源」になっています。もちろん、家族や女性部の皆さんの支えがあってこそなのでとても感謝しています。これからも、農作業、女性部活動、ＪＡ理事の活動を楽しくやっていきたいです。

私は、小城市芦刈町で７．９haの田に米・麦・大豆を栽培する専業農家です。今は、盛暑の中、水管理を大切にしています。月末から水稲や大豆の防除が始まります。主人と話し合いながら農業ができて幸せです。

２ａほどの畑は私の趣味の家庭菜園で野菜や花を育てることが大好きです。とれた野菜は、子供たちや友人がとても喜んで食べてくれます。
地区の小学校の春秋の野菜づくり、年２回のフードドライブの開催等、様々な組織と連携し地域の活性化に向けたまちづくり活動に、楽しみながら取り組んでいます。

コロナ禍では工夫を凝らし、便利ＢＯＯＫ、エコバックを作成し、全女性部員に届け、喜んでもらえました。女性部員の減少は大きな課題ですが、活動に参加することで友人や楽しみも増え、自然に笑顔になっていきます。女性部は、おしゃべりしながら夢中になってもの作りができる居場所です。

農業はやりがいのある職業であり、食と命を支えています。世界情勢が厳しい中、国消国産を進めることは大切だと思います。
心の栄養は農業や家庭、女性部活動にも活かされ充実した毎日を過ごすきっかけとなっています。