私は、奈良県平群町でイチゴを生産しています。
夫が平成9年に、父の跡を継ぎ就農。その後、私と息子も就農し、家族の結束が規模拡大を可能にしました。現在は「古都華」を中心に生産し、JAへの出荷のほか東京の市場、また台湾や香港などへの輸出も行っています。
―奈良県をイチゴの名産地にしたい―という想いを胸に、「古都華」のブランド化にも力を入れており、地域でのイチゴ生産を盛り上げ、奈良のイチゴを全国区にしたいと家族一丸となって頑張っています。
また、JAの女性部の活動では、昨年度「東大寺周辺をめぐり、SDGsを学ぶ」と題し、地区リーダー研修会を開催。奈良教育大学で「奈良に学ぶSDGs」と題した講演会を受講した後、SDGsを実感するため東大寺周辺をめぐるフィールドワークを実施しました。
地元奈良の歴史を再認識するとともに、女性部員同士の親睦も深まりとても良い機会になりました。さらに当活動は、農協観光が主催する仲間づくり旅行において表彰を受ける結果となり、今後の活動への励みにもなりました。
これからも、生産者として“農業”を、女性部として“地域”を盛り上げていきたいと思います。