千葉県女性部では、コロナ禍で活動が制限される中「できることからはじめよう」をモットーに、地域とのつながりを意識した活動に取り組んでいます。
JAいすみ女性部では、「子ども料理教室」を開催しています。地元の布施小学校では野菜たっぷりの「すりおろしレンコンスープ」「カレーコールスロー」「おさつどらやき」の3品を作りました。女性部員の包丁さばきを真似しながら作ります。「いい匂い、上手にできた」「嫌いな野菜を食べることができた」と皆喜んでいました。これからも児童が自ら調理することで、食と農の繋がり、野菜の美味しさを実感できる活動に取り組んでいきます。
JA安房女性部では、JAや南房総農業支援センターと連携して地元特産物である「食用ナバナ」「甘長とうがらし」や新規取組作物の「青パパイヤ」を使った料理教室や試食会など食を通じた活動をしています。安房地域は「長狭米」などを有する米の産地です。昨年は、『家の光』で特集された「生米パン」作りに挑戦しました。発酵時の温度管理に注意しながら、香りも良くもっちりとした美味しパンが出来ました。
米を使った「生米パン」が米の消費拡大・地産地消への一助になる様、今後も活動を通じて地域に広めていきます。
JAかとり女性部では、7地区の14グループで趣味のサークル活動を通して「仲間づくり運動」をしています。「着物や浴衣をリメイクしたい!」という部員の一言からハンドメイドサークルが誕生しました。
親から譲り受けた着物が洋服に生まれ変わり、一段と温かみのある物が出来上がった時の感動はひとしおです。特に浴衣の生地を利用して作ったワンピースやチュニックは、暑い夏場の時期に好評でした。
仲間との交流から新しいアイディアが生まれ「チャレンジする事が楽しい!」といった声が力となりました。これからも、地域と交流を深め楽しく活動ができるよう取り組んでいきます。