私は、甘藷を夫と共に30年栽培しています。
現在の耕作面積は5ヘクタール、品種としては「紅優甘」「紅こがね」「紅まさり」というJAなめがたしおさいのブランド品で、JAから国内に加えタイ、カナダなど海外へも輸出しております。昨今のコロナ禍、ウクライナ侵攻、円安が続く厳しい状況で、肥料や資材、動力光熱費の高騰に悩む毎日ですが、個人的に嬉しい話があります。それは昨年から長男が就農し、一緒に美味しい甘藷作りを始めてくれたことで、早く経営主になってくれればと期待が膨らんでいます。
私は、茨城県JA女性組織協議会の理事、県JAフレッシュミズの会副会長として、活動し食育活動などを通して地域の活性化に努めています。地元農産物への愛着、食への理解を深めてもらうため小学生を対象にさつまいもの収穫などの農業体験を実施し、農業の魅力と食の大切さを伝えています。
地域の女性農業者と集い、交流や情報交換などの活動を通し、人と人とのつながりを大切にして、地域のリーダーとして資質の向上にも取り組み、人と地域を繋げていければと思います。