私たちJA女性部「いちご会」は、町と協力して平成７年４月より在宅のひとり暮らし高齢者及び高齢者世帯等に対し、配食サービス活動をしています。
配食サービスでは、塩分やカロリーを配慮したお弁当を作り御自宅に配達し、対象者の方の安否確認を行っています。いつも心のこもったお弁当に利用者の皆様から大変喜ばれています。また私たちも利用者と話す事によって元気を頂いたり、とても励みになります。
当初１５人いたメンバーも今では５人となり、少ないメンバーで現在頑張っております。

衣・食・住は、人が生きていくために欠かせないものです。配食サービスはそのひとつである「食」を支えるための活動であり、ひいては命を守る重要な役割を担っています。メンバー減少など様々な課題もありますが、まだまだ根付いている地域の支えあい・助け合いの精神で「その人らしい暮らし」を支え、支えられながら地域の皆さんに貢献できる活動を続けていきたいと思います。

JAおきなわ女性部は5地区あり、それぞれ地域の特性を活かした活動をしています。各地区で地域貢献活動の取り組みとして女性部手作りの味噌を社会福祉協議会や給食センター、子ども食堂等への贈呈を行っています。

J私の所属する南部地区糸満支店女性部の活動を紹介します。主な活動として自治会の担当者や社会福祉協議会と連携し地域デイサービスで訪問講座を実施しております。『家の光』2023年4月号に掲載の「チラシで作る肩たたき棒」をお年寄りの方々と一緒に作り、肩トントンやストレッチ運動をすると気持ち良く大変好評でした。チラシ利用でSDGsの取り組みにもつながりますし、参加者の皆さんと会話しながら作ることで訪問した私達も毎回たくさんの笑顔と元気をもらっています。また、12月に行った「花いっぱい運動」を行いプランター150鉢に400～450本の苗を植付け、希望する自治会の公民館や警察署、消防署へトラックに乗せ配布しました。この活動は20年以上も続いています。継続していけるのは、JA職員の協力、女性部事務局の協力、支えがあるからです。

Jこれからも組合員と一緒に楽しく続けていきたいです。

私たちJA大分県女性組織協議会は、3JA１９支部で構成され約2,０00名の部員で活動しています。それぞれが「自分たちにできること」を意識しながら地域のイベントや食育活動に積極的に参加し、様々な研修や講演会活動等を通じて部員の交流も図っています。

私が所属する国東女性部では、地域の子どもたちとの交流として“ちゃぐりんフェスタ”“おにぎり教室”などを実施。また地域の独居高齢者の見まわり活動として年に2回、訪問活動を行っています。老若男女問わず様々な世代と交流することが、学びになり活力になっています。令和7年度からは国東市主催の朝市への参加を開始し、国消国産PRとして郷土料理「鶏めし」のおにぎりや生産物などを販売。朝市への参加を通して、漁協や他の地域団体とのつながりが生まれ、ふるさとを守るためには地域の皆が協力して助け合うことが重要であると再認識しているところです。これからも私たちは、住みよい地域社会づくりを目指します！