JA全国女性組織協議会

全国女性組織協議会(アーカイブ)

台風19号浸水被災地支援

台風19号浸水被災地支援

令和元年10月12日、台風19号の影響によりJA埼玉中央管内で都幾川などの河川が氾濫し、特に東松山市を中心とした地域に甚大な被害が発生しました。    

JA埼玉中央女性部では、被災者に何かお手伝いが出来ないかと考え、栗嶋美津江女性部長から「力仕事は難しいが、温かい料理を提供する炊き出しでの支援なら出来る」と提案され、女性部本部役員による炊き出しが実施されました。

10月21日は、女性部本部役員8名で、被害の大きかった東松山市高坂の早俣地区にて被災地支援活動での炊き出しを行いました。炊き出しは、一般的には設置した場所に、地域の人が集まり炊き出しを提供しますが、今回、早期に復旧したい被災地の現状を見て、一軒一軒個別に訪問し、出向く炊き出しを行いました。訪問件数おおよそ80件・精米26㎏・おにぎり443個・お味噌汁を提供しました。

また、10月28日は、女性部本部役員10名の協力のもと、高坂の田木・毛塚地区と唐子の葛袋地区にて、被災地支援活動での出向く炊き出しを行いました。訪問件数おおよそ100件・精米34㎏・おにぎり622個・お味噌汁を提供しました。

今回、この活動に参加した女性部員からは、「甚大な被害で言葉に表せない光景でした。また、地域の人にお見舞いと励ましの言葉を掛けると、地域の人達からありがとうとの感謝の言葉をもらいました。」との感想があり、料理を受け取った被災者は、涙を浮かべ、「女性部の大切さを実感した活動となった」、「手作りの温かい味噌汁を食べるのは久しぶりなので、とてもありがたい」と話していました。

ワンチーム!令和に輝く協同の力

ワンチーム!令和に輝く協同の力

 静岡県女性組織協議会・JA大井川女性部長の大石です。現在、オープンに向けて着々と準備を進めている「KADODE OOIGAWA(カドデ オオイガワ)」についてご紹介したいと思います。
 JA大井川は、静岡県藤枝市・焼津市・島田市・川根本町を管内とし、大井川流域の豊かな土壌、温暖な気候に恵まれた地域で南アルプスの伏流水の恩恵をうけ、多種の農産物がつくられています。
 「地域の人や農業をもっと元気にしたい!」その思いから、JA大井川、島田市、大井川鐵道株式会社、中日本高速道路株式会社の4者連携プロジェクトにより、「静岡の緑茶」と「大井川流域の農産物」「観光」の魅力を発信する体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」を2020年秋にオープンを予定しています。
 場所は、静岡県のほぼ中央に位置し、新東名高速道路の島田金谷IC降り口間近、富士山静岡空港からも車で20分とアクセスの便利な立地です。さらに、SLが走る大井川鐵道が真横に走り、施設内に新駅が設置される予定です。
 施設内には、五感で楽しむお茶ゾーン、新鮮な農産物が買える野菜マルシェゾーン、緑茶の魅力を気軽に楽しめるカフェ、感性を磨く子どもの遊び場、各種体験・イベントスペース、SLを見ながら食事ができる野菜レストラン、大井川流域の観光スポットを案内する観光拠点を構えます。
 レストランでは地元食材や新鮮野菜を使ったビュッフェ創作料理を提供します。マルシェとレストランが連携し、マルシェで販売されている野菜のフードロスを最小限に抑えます。また、レストランメニューの一部を、ふじのくに食の都づくり仕事人である西谷文紀シェフとJA大井川女性部で共同開発し、地域の想いや食文化をより多くの方々に発信していきます。
 女性部が長年にわたり開催してきたクッキングフェスタで、あたためてきたレシピを参考に、試作・研修を重ねているところです。JA大井川が協同組合であることを強みに、持てる力を十分に発揮できるプロジェクトに女性部員が参画し、いきいきと輝く女性達の笑顔でおもてなしをしたいと思います。
 皆さ~ん、自慢の「KADODE OOIGAWA」にぜひお越しください!お待ちしています。



食と農の大切さを伝える活動をPR!

食と農の大切さを伝える活動をPR! 2018年「ふるさとの食にっぽんの食 全国フェスティバル」に参加

 JA全国女性組織協議会は、2018年3月10、11日に東京都渋谷区のNHK放送センター前広場、代々木公園で開催された「ふるさとの食にっぽんの食 全国フェスティバル」(主催:JA全中、JF全漁連、大日本水産会、NHKなど)に参加しました。
 参加した協議会の役員は、それぞれの地元の伝統食を調理。試食として、2日間計4回で約150名の参加者(着席)にふるまいました。
 あわせて、役員はNHK「今日の料理」の司会であるアナウンサーの後藤繁榮さん、有名料理研究家の寺田真二郎さん(1日目)、日本料理「賛否両論」オーナー兼料理人の笠原将弘さん(2日目)らとのトークイベントにも出演。試食として提供した伝統食の作り方の実演や伝統食の継承を含め、食や農の大切さを伝える活動を軸とするJA女性組織の活動について、紹介しました。トークイベントは盛況で、毎回100人を超す立ち見客も出ました。
 参加者からは「東京では、なかなかお目にかかれない地方の伝統食や、なじみのないJA女性組織のことがわかってよかった」との感想が聞かれました。

料理は日替わりで3品ずつを提供
パンフレットを使いながらJA女性組織の活動と試食品のレシピを紹介

JA女性組織の活動と試食品のレシピを紹介したパンフレット

フレッシュミズ有志とJA全農との調味酢共同開発

フレッシュミズ有志とJA全農との調味酢共同開発

共同開発に参加したフレッシュミズ有志13名

平成29年4月にJA全農からの申し出を受け、同プライベートブランドであるエーコープマーク品の万能調味酢(製造:大興産業株式会社)を全国のJA女性組織の若手であるフレッシュミズのメンバー有志と共同開発を進めました。
開発に際しては、味、原材料、仕様、包材デザイン、レシピ考案等の活用・販売宣伝方法などについて協議・検討を行いました。商品名は、作った料理も作った人もほめられたいとの思いから、「エーコープほめられ酢」と名付けられました。
完成した商品は30年1月24日の第63回JA全国女性大会で披露されました。
4月1日出荷分から多くのAコープ(JAのスーパーマーケット)、JAの直売所等で一般販売が始まったほか、多くの都道府県域において、JAの共同購入の対象商品にもなりました。
また、先行して2月1日商品到着分からJA女性組織の大会、イベント記念品等として活用され、3月31日までの商品到着分として全国で約37,000本の実績があがりました。4月1日からの一般販売では月4万本強の出荷実績をあげ、好評です

サイズは、冷蔵庫での保管や食卓に置きやすさを考えた300ml
JA全農の「ほめられ酢」レシピ特集ページ
「ほめられ酢」の開発風景とレシピが掲載されたチラシ