JA全国女性組織協議会は、平成30年1月24日(水)・25日(木)東京都江東区のホテルイースト21において、「第63回JA全国女性大会」を開催しました。大会は、約600名の参加者が集い、各ブロックの活動体験発表や記念講演、ワールド・カフェを実施し最後に大会宣言を採択しました。
【1日目:1月24日(水)】
大会冒頭、JA女性組織綱領を冨田理事の音頭で唱和しました。
続いて、主催者を代表してJA全国女性協川井会長が開会あいさつをしました。
続いて、来賓を代表して、JA全中・中家 徹会長、農林水産大臣政務官・上月良祐氏、日本生活協同組合連合会・和田専務理事から、ごあいさつをいただきました。
そのほか、内閣府、農林水産省、JF女性連、JA全青協、JA全農、JA共済連、農林中央金庫、家の光協会、日本農業新聞、JA全国厚生連、農協観光から来賓の方々がいらっしゃいました。
プログラムの冒頭は、JA女性組織活動体験発表入賞者の表彰。各ブロックから選ばれた6名の方が登壇し、全国農業協同組合中央会会長賞とJA全国女性組織協議会会長賞が授与されました。
続いて、平成29年度「フレミズ活動“私の一歩”」作文コンクールの入賞者が登壇。
入賞者を代表して、最優秀賞に輝いた山形県JAてんどう女性部フレッシュミズの山﨑紀子さんに、川井会長より表彰状が授与されました。
舞台転換をはさみ、入賞者による“JA女性組織活動体験発表”が行われました。
一人目は、関東甲信越ブロック代表長野JAみなみ信州女性部 龍口順子さん。タイトルは「仲間づくりが元気の源~女性 一人ひとり輝いて大輪の花となる~」。
2人目の発表は、近畿ブロック代表滋賀県JAグリーン近江女性部 松井美子さん。タイトルは「地域とともに輝く~女性部 組織改革への挑戦~」。
3人目は、中国・四国ブロック代表高知県JA土佐香美女性部 香北支部 小松利子さん。タイトルは「女性のパワーで地域を変える」。
4人目は、九州ブロック代表佐賀県JAからつ女性部 阿部智恵子さん。タイトルは、「共同・協同と絆の仲間を求めて」。
5人目の発表は、東海北陸ブロック代表 岐阜県JAひだ女性部 矢嶌生子さん。タイトルは、「食と農を次世代に・・・ ~JA女性部の誇り~」。
最後の発表は、東北・北海道ブロック代表 山形県JA山形おきたま女性部 佐藤れい子さん。タイトルは、「白鷹山から紅花の種蒔いたよ」。
平成29年度の「フレミズ活動“私の一歩”」作文コンクールで最優秀賞を受賞した、山形県JAてんどう女性部フレッシュミズ部会 山﨑紀子さんから発表いただきました。タイトルは、「新人フレミズの大冒険 ~部員一人一人の行動により得られた大成功~」。
続いて、第21回JA女性組織フレッシュミズ全国交流集会の実行委員が登壇。
冒頭、「ニコ・ニコおむすびの歌」にあわせた踊りを披露し、会場の参加者とともに体をほぐしました。
その後、資料をもとに同集会の成果を発表しました。
続いて、フレッシュミズメンバー有志とJA全農との調味酢共同開発した「ほめられ酢」について、フレミズ有志を中心に製造元の大興産業や販売元のJA全農生活リテール部より発表しました。
共同開発した「ほめられ酢」は、大会の記念品として配布したほか、会場内の展示ブースでは即売会や試食会も開催され、フレミズ開発レシピの配布も行われました。
続いて、日本総合研究所の藻谷浩介氏に「『ふみだす勇気』地域の未来をともにつくろう」と題してご講演いただきました。
《2日目開会》
神奈川県JAあつぎ女性部の皆さんに平成30年度『家の光』女性組織学習実践運動に関連した寸劇「みんなが主役 わたしたちのJA自己改革」を上演いただきました。
JA全中・中家会長より、講話をいただき、JAをとりまく情勢や課題について学習しました。
日本にワールド・カフェを導入した第一人者である香取一昭氏と女性活躍促進コンサルタントの大西素子氏をお招きし、日本最大級のワールド・カフェを実施しました。
ワールド・カフェでは、3~4人の班で3つの問に対し、会話を重ね、最後に「自己改革を後押しするために明日から取り組みたいこと」についてカードに記入しました。
続いて、工藤理事がJAの自己改革を後押しすることに関し大会宣言(別紙)を読み上げ、を採択しました。
そして、井手理事の指揮のもと、2日間の大会を振り返る写真をスクリーンに流しながら、「JA女性の歌」を参加者全員で歌いました。
最後に、JA全国女性協佐々木副会長が、閉会あいさつを行いました。
【加工品展示】
会場展示スペースでJA女性組織が生産している加工品(液状のものに限定)の展示を行いました。41都府県から103点が集まり、加工品づくりの参考となりました。